ガラスの中に絹の世界観を表現する栃木・塩谷『イーストンテック』

Facebookトップ画像の職人の手!にご協力頂きましたパリ組お取引様を順番にご紹介してまいります。

画面中央のガラスを掴んでいる手は栃木・塩谷のイーストンテックの職人。プリズムが美しいダイヤモンドカットに柔らかな波、ガラスの中に絹の世界観を表現できるのは、日本のアルチザン、イーストンテックだけ。五感を活かした確かな技術はヨーロッパから高い評価をいただいています。

▼ロッテルダム在住のラグジュアリーデザイナー  ヴァレリー・チュラ・ボウドヴァインツ氏からの声①

イーストンテックのシルキーガラスを素材に、ドアノブコレクション « KINU 絹»を発表したロッテルダム在住のラグジュアリーデザイナー  ヴァレリー・チュラ・ボウドヴァインツ氏。

レザー、ガラス、ブロンズ、スワロフスキー、ウッド、ストーンなどの異素材同士のもつ美しさを最大限に引き出し、コレクションを制作。著名デザイナーや建築家と世界クラスのプロジェクトに参加されています。2021春にはイーストンテックとの第二弾の作品、美しいブロンズ製のランプオブジェも完成します。お楽しみに。

La philosophie de la collection De Nobili est d’offrir une nouvelle perspective sur les poignées de porte et meubles en transformant un Object usuel du quotidien en une pièce d’art.

Cette invitation a la beauté se traduit sur le nouveau modèle de poignée ‘Kinu’ grâce au travail artisanal du bronze associé au quartz de E-stonetech.

Le savoir faire de E stone offre a ce modèle une transparence poétique et une visibilité sur cet objet du quotidien et s ‘inscrit dans un projet de décoration intérieure en valorisant l’objet lui même ainsi que la tradition d un travail de qualité

Je suis très heureuse du résultat de cette belle collaboration nourrit grâce a la disponibilité respectueuse de l’équipe de E-stonetech. Arigato

「私が手がけているDe Nobiliコレクションの哲学は、ドアノブや家具の取っ手といった日常生活の中の”モノ”に、アート作品としての新しい魅力を与えることです。ドアノブの新モデル”Kinu”は、イーストンテックとのコラボレーションとでなければ生まれませんでした。

イーストンテックのノウハウがこのモデルに与えた詩的な透明感と存在感、まさに絹のような美を与えてくれ、機能を果たす道具としてのドアノブでなく、その存在自体が、伝統的な技術に裏打ちされたインテリア・アートとしての価値を放っています。

イーストンテックのリスペクトすべき揺るぎない技術力から生まれた、この素晴らしいコラボレーションの結果に、私はとても満足し、心から嬉しく思っています。アリガトウ。」
ヴァレリー・チュラ・ボウドヴァインツ

(翻訳 パリ組)

“Collection KINU” design/photo:Valérie Tura Boudenwijns (NL)


▼パリ在住 クオークデザインエージェンシー代表のニコラ・トリブロー氏からの声②

ラグジュアリーな世界を愛し、バカラをはじめ様々な大手企業のデザインを手がけるコンセプトプロデューサーでもあります。夢をインスパイアし妥協せず常によりよいものを生み出す探求家です。

Savoir travailler le verre ne suffit pas, il faut le comprendre, le ressentir, l’écouter, lui parler pour être en mesure de le faire vibrer, de le faire chanter, faire qu’il se pare de 1000 feux, E-stonetech et ses maitres artisans savent s’entretenir avec le verre afin que celui ci donne le meilleur.

Patience et dextérité , volonté de donner satisfaction, toujours à l’écoute, mix entre techniques anciennes, traditions et hautes technologies, voilà quels sont les principes et valeurs de E-stonetech.

L’échange, l’écoute, le partage et la passion nous ont conduit à pousser le verre dans ses retranchements, collaborer avec E-stonetech c’est permettre d’exploiter le verre au maximum de ses possibilités, toujours à mon écoute, toujours à relever mes défis , un jeu d’équilibriste qui a donné naissance entre autre à « eau calme » .

Rien n’est interdit, tout est possible, le verre devient poésie.
Nicolas Triboulot

「ガラス加工の知識を熟知していても、良いものを作るのには実はそれだけではないのです。ガラスそのものをよく理解し、感じ、声をきき、そして語り合う。そうすることで、素材そのものを震わせ、奏でることができそして1000もの輝きをまとわせることができるのです。

イーストンテックの熟練の技を身につけた職人たちは、ガラスという素材の性質を肌で知り尽くし、最高のステージに持っていくすべを知っている、そう感じずにはいられません。

不屈の精神としなやかな日本人の発想、そして申し分のない意欲を持ちつつ、伝統技術と高度なテクノロジー技術を組み合わせ、実現する力。それが、イーストンテックの揺るぎない価値であると思います。

イーストンテックとのコラボレーションは、分かち合いの心と探求そして情熱の賜物。私たちの強い意思が同じベクトルを示し、ガラスの潜在能力を限界まで押し上げることで完成しました。私たちはガラスの声に耳を傾けつつ、共に<凪 なぎ>を生み出しました。ガラスはPoésie(詩)となっていくのです。」

 (翻訳 パリ組)

“eau calm”
Design:Nicolas Triboulot(FR)

Photo:Patrick Borie-Duclaud(FR)